老朽化した空き家を解体すると、土地の固定資産税が増える可能性があります。これは住宅が建っている土地には「住宅用地の特例」という優遇措置があるためです。解体して更地になると、この特例が外れ、税額が数倍になることも。つまり「空き家=取り壊せば安心」とは限らず、タイミングや用途をよく考える必要があります。解体前には、自治体の制度や助成金の有無も調べておくと良いでしょう。