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ー空き家の防犯対策は「見せる・締める・知らせる」が基本ー

空き家の防犯対策の基本

空き家は“人の気配”が最大の抑止力です。まずは郵便物を止め、庭木や雑草を定期的に手入れし、夜間はタイマーで照明を点灯させるなど、生活感を演出します。窓・勝手口・雨戸は施錠を見直し、劣化した鍵は防犯性の高い錠前に交換すると安心です。近隣への連絡網づくりも有効で、地域の見守りに参加するとさらに効果的です。

まずは周囲に人が住んでいるように見せる工夫が土台です。以下で、費用が小さく即日できる手当と、少し投資して効果を高める方法を順に整理します。目的は「侵入の手前で諦めさせる」こと。複数の対策を組み合わせ、痕跡を残さない管理体制を整えましょう。

即日できる対策

・郵便・チラシの投函停止を手配する
・雑草取りや伸びた枝の剪定、ゴミの撤去を行う
・室内の一部にタイマー照明を設置し夜間点灯させる
・窓の補助錠やサッシ用ストッパーで“こじ開け”対策
・近所の目に触れる位置へ「私有地」表示や管理連絡先を掲示
・定期的にカーテン位置や駐車の有無を変え、滞在の痕跡を作る

投資で効果を高める

・スマホ連動の防犯カメラ・人感ライトで侵入前に威嚇
・ディンプルキーやワンドアツーロックへ交換
・窓ガラスに防犯フィルムを貼り破りにくくする
・管理会社や見回りサービスを活用し定期巡回を依頼
・空き家バンク登録や活用検討で「放置状態」を解消

2025.10.17